2015.9.14 知らない事ばかり・・。
設計担当Nさんの現場へ行ってきました
当たり前ながら、現場を見に行くたびに、知らない事ばかりで
教えてもらった事を後で書き留めるのに必死です
とあるホテルのエントランスとフロントを請けています。
今は軽鉄工事中。
画像の水平線↑↑↑
メーター墨または水糸(単に水とも言うのだとか)といって
高さの基準線なのだそうです。床から1mのところに引かれて
いてこれを基準に床の高さを合わせていくとの事でした。
残念ながら写し損ねてしまったのですが、この配管の他に
茶色の配管があります。ここは厨房で、食洗機の配管。
茶色の配管は耐熱用の配管で、食洗機は非常に熱をもつ
ものなので耐熱用のこの配管が必ず必要だそうです。
この軽鉄にPBを貼って壁を作っていくわけですが、
店舗の壁厚はだいたい92㎜との事で軽鉄一つ一つの
厚みにしても、軽鉄から軽鉄の間の幅にしてもPBの
寸法にあうように組まれています。
現場では、壁に図面や工程表も貼ってあります。
図面上の寸法と現場で実際にPBを貼って測った寸法と
いうのは、㎜単位で違っています。
設計担当Nさんも現場の寸法を測った後で、什器の発注でしょうか、
業者さんに現場の寸法を連絡していました。
それが、実際に出来上がった什器を現場で納めるときにきちんと
納まる事につながるんだなと改めて勉強になりました
素人の事務員Gからすれば、図面の寸法と実際の現場の寸法が
違うと聞いただけで『えぇ~、それ大丈夫なん!?どうしたらいいん~!?』
と慌ててしまいます、きっと現場に初めて入る新人さんもこんな感じなのかなぁ。
図面上と現場とはミリ単位で違う世界。それだけに経験とその時々の臨機応変さが
必要なんだなと思います。
いづれにしても、何か頭良くないと出来ないな・・・と思いました
これからは、1Fの軽鉄工事→塗装→床→造作→硝子→什器→厨房機器→家具→クリーニング
が大方の流れの様で、その都度の現場を追っていきたいと思います